はじめに
コロシアムに参加するとき、特に回復役であるクレリックは立ち回りだけではなく、回復の仕方が重要になる。しかし、基本的な考えはシンプルで、以下の3つを心がけるだけで変わる。ヒールアタックの際は他の細かいテクニックも必要になるだろうが、相手に勝つためのヒールはそれとは区別して行う必要がある。
クレリックは
①こまめにお掃除行く。
②ダメージ中心にみる。
③相手の動きに合わせる。
の3つを心がけることが重要である。
以下、各項目について解説していく。
こまめにお掃除行く。
相手ギルドが放置しない限り、味方のHPは常に減り続ける。したがって、当然HPを回復させないといけないが、間髪も入れずにヒールし続けることは絶対にしてはいけない。味方や相手の状況がわからないからである。とくにお掃除はSPが枯渇してから、一気にためこんでやるものではない。むしろ、ヒールできない間隔が長くなる。そのため、シップ行きの可能性が高くなるような行為は避けるべきである。
こまめにお掃除行くタイミングは、以下のように挙げられる。
(a)前衛のHPが満タンのとき、つまり、戦況の余裕が出た場合
(b)シップに行ってる場合
の2つである。
いずれも回復する必要がない点で同じである。
ダメージ中心にみる。
ヒールするとき、HPの表示ではなくダメージの表示を見ることが推奨される。これはダメージを受けてからHPに反映されるまでラグが発生するためである。つまり、実際のHPを表示しているとは限らないため、直接受けたダメージを計算してからヒールする方が効率が良い。そして、精度も増す。味方のヒールの表示も同様の理由によって、重複ヒールを減らす効果がある。
相手の攻撃に合わせる。
ヒールのときに相手の動きを見ることによって、無駄ヒールを避けることができる。そればかりではなく、ヒールの回数を減らす上でもこれはメリットがある。だからといって、相手から攻撃されてすぐに回復すればいいというわけでもない。ましてや、画面のタップ連打はなおさらである。例えば、(a)5000ダメージを1回受けて回復して再度5000のダメージを受けてから回復するのと、(b)5000ダメージを2回連続受けてから回復する、のとは事情が違う。つまり、前者に比べて後者の方がSPを消費せず、その分SPを温存できる。こういった点を踏まえて、相手の攻撃に合わせてヒールも調整していく。