楽器と本の育て方 (基本編)

はじめに

コロシアムを意識して楽器や本を育成するときは、味方や敵の武器を把握し、それが活かせるように編成する必要がある。バフによって仲間の攻撃力や防御力を上げ、デバフによって敵の攻撃力や防御力を下げる。これは当たり前のことであるが、それ以上に味方や敵の戦力を把握しなければならない。それができなければ、必要な場面で味方の戦力をあげ、必要な場面で相手の戦力を下げることができなくなってしまう。



楽器の場合

では、楽器や本の効果を活かすためにはどうしたらいいのだろうか。楽器の場合は簡単である。味方前衛の手持ちの斧や槍がいくつあり、どの武器がどれだけ育っているかどうかを尋ねてみてるとよい。これによって、仲間に合わせた強化を行うことができる。たとえば、味方が物理に染めている場合は物理の攻撃バフを、魔法に染めている場合は魔法の攻撃バフを強化する。味方が物理と魔法の両方を育てていれば、両方もしくは両面バフを中心に育てるといった具合である。つまり、仲間に依存した育成方針を取ればよい

本の場合

それに対して、本の場合はどうだろうか。楽器を育成する場合を持ち出して、安易に「敵の装備に依存する」ということはできない。見慣れた相手ならまだしも、初めて対戦する相手は情報が分からないからである。ある程度ゲームを進めている人でもコロシアムが始まるまで気が抜けない状態が続くため、本の育成にはそれだけ難しさが伴う。こういった現状を踏まえると、「答え」というものはないのかもしれない。

汎用性を考える

しかし、それでも対策することはできる。楽器の育成方針の説明でも触れておいたが、汎用性を考えることが重要だ。汎用性というのは、いつ、どこでも応用可能な意味だと捉えてもらいたい。それを考慮すると、物理に対しても魔法に対しても有効なものが思い浮かぶだろう。つまり、両面デバフである。物理と魔法の両方の性質を兼ね備えた本は、たとえ大きく貢献する可能性はないにせよ、必ず相手に届くこれを利用する。そうすることによって、育成が困難な本も何かしらの糸口が見えてくるはずだ。

・・・と、ここまで一般的なことを書いたが、ここで大事なことに気がついた。それは想定した育成方法が攻撃バフ・デバフのことを暗に指しているからだ。つまり、上記で書いたのは、楽器なら攻撃バフ、本なら攻撃デバフのことを暗に言っていた。防御バフ、防御デバフも考慮に入れた育成となると、また話が変わってくる。が、基本的な考え方としては上で挙げたもので十分だと思うので、それ以降のことについてはまた後日改めて書くことにする。