ヒーラーがミンソサを経験して感じたこと

はじめに

この一週間はとあるギルドに傭兵をやっていた。当初はクレリック枠で来たが、手持ちの武器からミンソサというジョブを行うことに。ミンソサというのは公式のジョブではないが、ミンストレルとソーサラーの中間の役割である(そのまんま)。つまり、楽器と魔書をほどほどに装備した人。したがって、杖を振るう機会は最後までなかったが、楽器と魔書を使った立ち回りを体験できたことは、ヒーラーとの比較ができるという意味も含めて勉強になったと思う。

普段とは異なったジョブというのは、担当が決められたギルドではなかなか経験できるものではない。手持ちの武器やスキルレベルが育ってないことも原因としてはあるが、それ以上に自分の与えられたジョブを全うしなければならないからである。あるときは勝つために、戦略として、仲間のために、必要だからである。ともかく、今回の傭兵の経験を通して、ジョブの大変さがわかったように思われる。そこで、この記事ではそういった体験の中から気づいたことを簡単にではあるが、書きつらねていきたいと思う。



動きが見えない

ヒーラーは前衛の動きを読んでから武器を使うタイミングを見極める。敵が武器をふるって、ダメージの数値をみてから武器を使う。それに対して、ミンソサは前衛の動きは見ない(敵が気絶したときには、確認する)。むしろ、敵の後衛の使う楽器や魔書を確認するが、これが見えない。手が武器を使ったとき、白い粉のようなものが飛び散っているのが見て取れるだけで、これが楽器を使ったからか、魔書を使ったからか判別ができない。本職の人はどうやって判断しているのだろうか。

手が疲れる

ミンソサをやるとバフやデバフの数値をみることになる。そして、めまぐるしくバフの数値が入れ替わる。そうなると、当然としてタゲをつけて操作することが多くなるが、この度合いがヒーラーより多くなる。つまり、絶えずタゲの切り替えのために画面をタップしなければならない。そのため、スマホの操作が複雑になってしまう。

どういうことかと言えば、ヒーラーは片手でもタグの切り替えができる余裕があるが、ミンソサはそれが難しい。つまり、両手で操作しなければならない、というよりかは状況的にそうせざるをえないため、手が疲れてしまう。私の場合は左手で味方と敵のタゲを取り、右手で武器にタップ&SP回復のおソウジを行うようにしていた。そのため、手で操作することが増え、コロシアムの後は手が腱鞘炎になるのではないかと思うくらい手が疲れた。また、手元がゆるみやすい環境での操作は無理だと悟った。

メア合わせが難しい

属性別のナイトメアに合わせて、武器をふるうタイミングがヒーラーより求められている感がある。ヒーラーはHP回復によってシップを阻止するが、ミンソサは敵と味方のステータスを上下させる役目があり、そのため、いずれかが欠けていると、メア合わせのタイミング次第で即シップ行きになってしまう。属性に合わせるかいなかで戦況がかわる可能性があり、回復からではなく、バフの観点から属性合わせの立ち回り、武器の選定が難しく感じた

気持ちが楽になる

ミンソサは難しいことが多いと繰り返し書いた。しかし、逆に気分が楽になるところもあった。HPを回復する義務から離れていい分、気が楽になる点である。ヒーラーの場合は絶えず、画面にもどって味方と敵の状況をみなければならないが、ミンソサはその必要がない。その分、バフの数値に気を使わなければならないが、自分がおソウジに行く=戻った時には即シップ行きという状況からは解放されるだけ、気持ちが楽になるように思われる。

 

以上、ざっと箇条書きにしてまとめてみたが、どうだろうか。経験したのが短期間なので他にもあるかもしれない。そのときは間違った箇所など指摘もらえると、また新しい発見がでてくるかもしれないが、ざっとこんなものなのかなと感じて書いてみた。