オーバーヒールについて

オーバーヒールとは

オーバーヒールは味方のHPが満タンの場合、および、回復量がHPを上回る場合にヒールすることを指す。主に回復する必要のない場合にヒールを行うことを指し、スコアアタックをするヒーラーに対して使われる。



メリット

オーバーヒールのメリットは以下のようになる。

  1. 万単位やクリティカルのダメージに対応しやすい。
  2. ヒーラーのモチベが上がる。

などある。状況を考えないぶん、小さいダメージが出た場合でも大きなダメージが出た場合でも、すぐにHPを回復できる。とにかく、ダメージ量なんか考えないから、瞬間的に画面をタップしてHPを回復することに長ける。その一方で、ヒーラーの欲求を満足させることができる。コロシアムの度に貢献度稼ぎを行うから、自己ベストなど出した時は確かに嬉しいし、モチベもあがる。このように、オーバーヒールはヒールの瞬発力とモチベ維持の効果がある

デメリット

これに対して、デメリットは以下のようになる。

  1. 相手の動きが読めない。
  2. 味方と連携が取れない。
  3. 無駄ヒールが増える。

敵の動きを見ていない状態では、いつ敵が武器を使おうとし、どれくらいのダメージが出るかわからない。そのため、ヒール後にすぐ攻撃されることの想定ができなかったり、連続攻撃で被ったダメージを吸収できなかったりする。たとえば、連続攻撃5000 * 2 = 10000のダメージに対して10000の回復で相殺できるものを、5000ダメうけて10000回復、そして、5000ダメうけて10000回復というように、2回回復して無駄にSPを使ってしまう。また、素殴り程度のダメージでも回復を行い、さらに労力を使ってしまう。味方との連携も同様、何もかも無視してヒールするため、味方のヒールのタイミングがわからなくなって、無駄な重複ヒールを連発してしまう

ヒールの感覚を失う

まだある。それはヒーラーにとって大事なヒールの感覚を失うことである。つまり、些細なことでも大きなことでも、なりふり構わず杖を使うため、どういったときにどのような攻撃をされたら回復が必要となるのか、状況判断ができなくなることである。ヒーラーは状況判断がとても大事であることは述べたが、オーバーヒールの感覚が習慣になっていると、コロシアムに必要な杖の本数も把握できない。そのため、負けた場合の原因を自分以外の方向に結びつけてしまう恐れがある。つまり、ジョブとしての立ち回りが全然できていないのに、「回復が足りない」など間違った分析を行い、装備の編成にも影響を出してしまう。このように、オーバーヒールはデメリットとなる要素が多い。

オーバーヒールが有効な場合

では、オーバーヒールがすべてだめかと言われれば、例外的に有効な場合がある。それは武器スロットの入れ替えのときである。入れ替えのときにかかる時間は長く、ヒールできない間隔が長くなるため、その間はシップ行きになる危険性が高まる。そのため、入れ替え前になったら、できるだけ早く(=かつ、慎重に)、杖を使ってスロットを回し、次の攻撃に備えた方がよい。多少無駄だなと思いながらも、敵の攻撃のタイミングを予想する。予想してシップ行きそうになりそうなら、武器スロット入れ替えをはやく行う。こういったときに、オーバーヒール(という名の武器回し)をして、シップ行きの可能性を低下させることが大事である。以上、オーバーヒールのメリットとデメリットについて述べた。