ミンストレルの立ち回り



はじめに

ミンストレルの立ち回りを説明する。ミンストレルの役割は主に攻撃力や防御力の強化である。強化するべき味方に対して楽器を使い、デバフがかけられた味方がいればその人にバフをかける。それによって、味方の戦力を強くし、敵から受け取ったデバフの効果を相殺する。この記事ではこういったミンストレルについて基本的な事柄を紹介する。

コロシアム前

味方の装備を把握

ミンストレルのコロシアムは、実際のコロシアムが始まる前から始まっている。つまり、味方前衛の手持ちの武器を把握するところから始まる。これは自分の持っている楽器が前衛の装備とマッチする可能性が必ずしもないからである。たとえば、前衛が物理の装備で染めている場合、自分が魔法強化の楽器を積んでも効果はなく、空回りに終わる可能性がある。味方が物理なら物理、魔法なら魔法へと合わせておき、武器が腐らないように準備しておくことが重要である。

味方に合わせて装備する楽器

では、装備する楽器の種類はどうだろうか。味方の装備を把握した上で重視するのは、攻撃バフである。想定する相手を見据えて、防御バフにも応えるものを選ぶのがよい。たとえば、物理染め vs 物理染めの場合は「英傑の夢想曲」、魔法染め vs 魔法染めの場合は「賢者の福音歌」のある楽器で対応できるようにしておく。

味方に合わせて魔書を積む場合

神魔枠に備えて魔書を積む場合は、防御デバフを優先する。味方の攻撃バフを強化しても敵の防御を下げなければ効果を発揮できない。そのため、物理染め vs 物理染めの場合は「枷鎖ノ呪術」、魔法染め vs 魔法染め の場合には「破魔ノ呪術」などのように魔書を味方の攻撃に合わせて対応させる。つまり、防御デバフに加えて、攻撃デバフも加わる魔書を選ぶのがよい。また、味方前衛が混成であれば、両面の防御デバフを優先する。

敵の装備を把握

次に大事なのは、敵の装備の把握をしておくことである。もちろん、対戦相手の情報がなければ、装備の編成を行うのは容易ではない。知り合いやギルメンから情報を聞き、できる範囲で装備を相手に合わせておく。情報がなければ、両面対応の武器で補うようにしておく。これによって、相手から受ける攻撃に備えておく。

敵に合わせて装備する楽器

敵の装備に関わるのは、防御バフである。したがって、防御バフも同様に敵の前衛に合わせて編成を組んでおく。ただし、攻撃バフにも応えるものを選ぶのがよい。たとえば、物理染め vs 物理染めの場合「英傑の夢想曲」、魔法染め vs 魔法染めの場合は「賢者の福音歌」がある楽器などで対応できるようにする。

敵に合わせて魔書を積む場合

魔書を組む場合は、攻撃デバフを優先する。たとえば、物理染め vs 物理染めの場合は「枷鎖ノ呪術」、魔法染め vs 魔法染め の場合には「破魔ノ呪術」がメインスキルにある魔書を装備する。つまり、攻撃デバフに加えて、防御デバフも加わる魔書を選ぶのがよい。また、敵前衛が混成であれば、両面の防御デバフを優先する。

味方と相談

上記のことができたら、味方後衛と話し合う。これでOKサインが出れば、コロシアムに臨む準備はできたといっても過言ではない。NGであれば、装備の何が足りないのか、どこを強化するべきなのか質問し、コロシアムに臨む体制を整える。これらの工程を踏んで、コロシアムの準備はなされる。なお、この工程は装備編成の前にされることもある。

装備の把握の仕方

装備の把握の仕方は、カテゴリーに分けて行う。ここでは、全体のバフ・デバフ(①攻撃バフ②防御バフ③攻撃デバフ④防御デバフ)がどれくらいあるのか(つまり、楽器や魔書が何個あるのか)、どれが不足しているのかなど、感覚にまかせるのではなく、できるだけ数値化して捉えるようにしておく。攻撃バフに寄せるのか、または防御デバフに寄せるのかなど、ギルドの必要に応じて楽器・魔書を見える化しておく。

関連:
物魔対応表(楽器)
物魔対応表(魔書)

コロシアム中 – タゲを誰に合わせるか

コロシアム中での解説にうつる。コロシアム中では2つの観点がある。コロシアム前の項で取り上げた攻撃バフと防御バフである。これらのバフに応じてタゲを変えていく。ここではタゲの合わせ方を説明する。

攻撃バフ

攻撃バフでは一番強い前衛、または、攻撃バフが最も低い前衛にタゲを合わせる。これは一番強い前衛に攻撃デバフが集中しやすいからである。また、一番強い前衛にタゲを合わせない場合、攻撃バフのバランスを取るように、バフの低い順からバフをかけていく。

防御バフ

防御バフも同様に、一番強い前衛にタゲを合わせる。または、防御バフが最も低い前衛にタゲを合わせる。これは一番強い前衛に防御デバフが集中しやすいからである。また、一番強い前衛にタゲを合わせない場合、防御バフのバランスを取るように、バフの低い順からバフをかけていく。

味方と合わせる

以上のようにバフをかける優先度は攻撃と防御ともに共通しているが、これがすべてだと思うとそうではない。つまり、バフが集中したり、特定の前衛のバフが足りない場合が発生するからである。この場合、自分がかける対象などを味方に伝えて、バフをかけていくのがやはり重要になる。

コロシアム中 – 武器の使い方

武器の使い方についての説明にうつる。

減衰を考える

↑11以上のバフ数値から50パーセントの減衰が始まる(第1減衰)。つまり、効果が半減する。↑19より上のバフ数値であれば90パーセントの減衰が始まる(第2減衰。※諸説あり)。これらの減衰の効果を考えながら、使用する武器やタゲを考慮することが重要である。減衰が起きている数値にある味方より、起きていない味方を優先してバフをかける方が強力だと判断した場合はそれを実行すること。

ナイトメアに合わせる

コロシアムでは、できるだけ属性ナイトメアに合わせて、武器を温存しておく。これは効果を十分に発揮させる必要があるからである。難しければ無理してまでやる必要はないが、60パーセント効果が増加することがある。これが勝敗を左右する可能性があるので、属性ナイトメアに合わせながら武器を使用するのがよい。というのは、瞬間的に火力を上げ、それを利用してシップ行きを狙うことがあるからである。この場合、前衛と武器をそろえる必要があるため、息を合わせて楽器を使うのは必須のことだからである。これは神魔についても同様である。、神魔を取った場合も強力な武器を使わなければならない。

お掃除

お掃除はヒーラーと同様にこまめにお掃除を行う。SP管理はヒーラーほど重要ではないにせよ、だからといって余裕をこいてSP管理を怠ってはいけない。SP管理を混ぜながら武器を使うこと

以上で、ミンストレルの基本的な説明を終わる。