スコア重視の募集について



スコア重視のギルド

ギルメン募集にスコアを重視するギルドがある。スキルレベルと同じくらい重要だと思っているが、これは接戦時の場合を想定したときであり、その根拠自体は曖昧で乏しい。上位のギルドのスコアを見ていると、確かに貢献度は驚異的で、目を見張るものがある。しかし、実際の戦況を観察していくと、常にそれを維持できる状態であるとは限らない。たとえば、シップ行きが10秒に1回出ているような状態では、回復スコアを1000万以上打ち出すことはできるだろうか。また、それを無駄なく活かすことはできるだろうか。その答えは否と答えざるをえない。

スコアは安定しない

かつては私もスコアを気にしていた時期があった。ボタンを連打し、指が疲れるまでヒールをしたことがあった。しかし、これはシップ回数が少なく、ワンパン勝負といった状況が発生しない状況だからこそ打ち出せたスコアであった。とくに中堅ギルドから上位のギルドに移動した場合にこの現象が顕著にみられた。まず、シップ行きが多い。多いのに、スコアを叩き出すのは至難の技である。つまり、スコアは安定しないのだ。

戦況によって変わる

つまり、スコアは戦況によって変動する。それは勝つために必要な武器を、必要な回数だけ使用しているからだ。その必要性とは、前衛が困ったときにおいて発生する。それに応えるために後衛は武器をふるうのである。つまり、スコアというものは前衛と後衛のコミュニケーションの結果なのだ。それを度外視して貢献度稼ぎのために武器を使用するのは、いささか暴力的ではないだろうか。

大事なのはスキルレベル

このように考えると、ギルド募集におけるスコア重視は無意味に見えてくるだろう。スコア重視のギルドは、本当に状況をわかってて募集しているのか、疑問さえわいてくる。むしろ、そのギルドでの後衛は立ち回りを本当にこなしているか、問いてみたい気もする。しかし、あくまでも重要視する事柄はスキルレベルである。スキルレベルを活かし、それをコロシアムで運用できるように、しっかりと戦略を練る。そして、試合展開を考え、それを実行する。これに尽きる。

・・・とはいうものの

ギルド募集でスコア重視の無意味さを述べた。述べたのはいいが、この理想論だけで通そうとすると、とりわけヒーラーのモチベがだだ下がりになるので、暴動が起きないようにメンタルケアをする必要がある。いや、しなければ、不満や嘆きが募りに募って、いつかはヒーラーのメンタルがやられてしまうだろう。こういった事態になると、ギルドにも悪影響が起きてしまうので、そうならないように、ヒーラーの気持ちを汲めるギルドを目指すことが、良いギルドになる一歩になると信じる。たとえば、格差マッチングや定休日など、杖を思いっきり振らせるときに振らせる、こういった機会を設けることがいいのかもしれない。

例:ヒール大会↓